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令和7年度 諏訪市議会ハラスメント防止研修を開催しました!

記事ID:0077436 更新日:2025年11月20日更新 印刷ページ表示

令和7年度 諏訪市議会ハラスメント防止研修を開催しました!​​ 

 諏訪市議会では、令和6年12月16日(月)~22日(日)の間、諏訪市役所正規職員に御協力をいただき、「諏訪市議会議員ハラスメントに関するアンケート」を実施し、ハラスメント行為等は、相手の人格及び尊厳を侵す人権問題であり、被害者の心身に影響を及ぼすことを再認識しました。そして、諏訪市議会議員全15名がハラスメント行為等の根絶及び未然防止に努めることを決意し、今後の取組等の一つとして、定期的な研修等を実施することとしたところです。

 そこで、令和7年10月27日(月)に、株式会社キャリア支援 公務員研修センター代表 高嶋直人(タカシマナオヒト)様を講師にお招きし、「諏訪市議会ハラスメント防止研修会」を開催しました。

【高嶋氏略歴】

 早稲田大学政治経済学部卒。人事院採用後、外務省在ウイーン日本政府代表部一等書記官、人事院主任法令審査官、研修指導課長、総務課長、立命館大学大学院教授、公務員研修所主任教授、財務省財務総合政策研究所研修部長などを経て退官。その後長年にわたり、公務員の人材育成に携わり、自治大学校、市町村アカデミー、地方議会、最高裁判所、中央省庁、全国自治体等でマネジメント、ハラスメント防止、コンプライアンス等、多数の研修講師として活躍中。  

ハラスメント研修1 ​ ​ハラスメント研修2

≪ 10月27日(月)午後1時00分から午後3時00分 (於)諏訪市役所第1委員会室 

 本日のテーマ「ハラスメント根絶に向けた議員の意識改革」について

 高嶋講師より「ハラスメント根絶に向けた議員の意識改革」と題して、以下の項目について研修をいただきました(著作権等の観点から、項目のみの報告となります)。​​

1.コンプライアンスとは

2.議員に求められるコンプライアンス

3.パワハラの基本知識

4.公務員のパワハラの定義

5.公務員のセクハラの定義

6.ジェンダーハラスメントとは

7.全国地方議会の動き

8.ハラスメント防止条例の課題

​質疑応答

 最後に質疑応答を行い、「ハラスメント防止条例は抑止力としての価値がある。滅多に発動しないよう、ただしやったらとんでもないことになるとの実効性のある歯止めは必要(氏名公表等)​」、「倫理条例とは別に策定が望ましい。理念を示す条例に抑止的なものを入れるとおかしくなる」、「間違った感覚、議員が共通理解を持たないままの条例策定は危険」等のご助言をいただきました。​  ​       

最後に

 議会は市民や職員の信頼のもとに成り立つものであり、その信頼を損なうような行為は決して許されるものではありません。

 本研修では、ハラスメントの定義や具体的な事例、未然に防ぐための心構えなどについて学び、議員一人ひとりが自らの言動を見つめ直す貴重な機会となりました。多様な価値観を尊重し、互いに敬意をもって議論を重ねていくことが、健全な議会運営の基礎であると改めて認識し、ハラスメント防止の条例化に向けて取り組みます。

 今後も、議会としてハラスメントのない環境づくりに努め、市民の皆さまに信頼される議会を目指してまいります。

 諏訪市議会議長  牛山 正

ハラスメント研修3  ハラスメント研修4​ ​