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諏訪市議会では、「議員の資質向上と市民のための議会改革の実現」を目指し、岩崎弘宜 (イワサキヒロマサ)氏(※正式には「立」さきとなります)を議会改革アドバイザーに委嘱しておりますが、同じく岩崎氏にアドバイザーを委嘱されている、長野県千曲市議会、埼玉県宮代町議会の議員と合同で令和8年1月12日(月・祝)と2月11日(水・祝)の2日間にわたりオンライン研修会を開催しました。当日の研修の内容や様子を、以下にお伝えします。
【岩崎氏略歴】
長野市出身。茨城県取手市役所総務部次長兼情報管理課長の現職。議会事務局職員歴通算27年。公務員アワード2021において、公務員アワード等受賞。また、議会改革度ランキング2020,2021において、2年連続、取手市議会、総合全国第1位獲得等、幾多の賞を受賞。公務の傍ら、市町村アカデミー、NOMA、JIAM研修講師や市町村議会議員研修会講師として日夜奮闘。長野県千曲市・埼玉県宮代町の議会改革アドバイザーとしても活躍中。
〇本日の参加議員(40名)
【内訳:諏訪市議会14名、長野県千曲市議会13名、埼玉県宮代町議会13名】
本日のテーマ (1)議会広報モニター制度の導入や活用推進
(2)ハラスメント根絶・防止の意識改革
(3)タブレット端末の導入と活用促進
・取組紹介…諏訪市
・諏訪市への質疑応答
・千曲市、宮代町からモニター制度導入に関する状況報告
・モニター制度導入に関する課題報告
・グループに分かれて上記の課題解決策の検討
・全体会にて各グループから課題解決策の報告
・取組紹介…宮代町、諏訪市
・宮代町、諏訪市への質疑応答
・3議会から議会におけるハラスメント根絶・防止に関する課題報告
・取組紹介…千曲市、諏訪市
・千曲市、諏訪市への質疑応答
・宮代町からタブレット端末導入に関する取組状況報告
・千曲市、諏訪市からタブレット端末活用に関する課題報告
・グループに分かれて上記の課題解決策の検討
〇本日の参加議員(35名)
【内訳:諏訪市議会11名、長野県千曲市議会13名、埼玉県宮代町議会11名】
本日のテーマ (4)若い世代への主権者教育事業の充実
(5)災害や感染症蔓延時の議会の行動指針
(6)議会の質向上に向けた取組
・諏訪市主権者教育について
諏訪市から、中学生と小学生を対象とした議場での意見交換会の実施状況を説明。中学生の取組では、通学路の安全に関する陳情を基に質疑応答を実施し採択されました。小学生の取組では学習成果の発表を通じて自己肯定感の向上を目的とし、72名の生徒が参加しました。
東日本大震災の教訓を踏まえ、議会の災害対応マニュアルと訓練について議論が行われた。宮代町、千曲市、諏訪市の各自治体が議会の災害対応規定と実践的な訓練について報告し、議長の役割、議員の安否確認、情報収集方法などが共有されました。タブレット端末導入後のデジタル化による効率化などについて、取手市議会において平成28年から実施している訓練の説明をいただきました。災害時にも議会が適切に機能できるよう、規定の整備と定期的な訓練の重要性を学びました。内容や方法を他議会と共有し、必要に応じて改善・周知を続けていまいります。
・防災マップの音声対応機能について
視覚障がいのある方々への配慮など防災マップの音声対応機能について議論が行われ、諏訪市で行っている、QRコードを活用した音声で情報を提供するシステムについて説明しました。
・議会の資質向上の取組について
議会の質向上と提言の取組について議論しました。千曲市の議員は、議会の質を向上させ、よりしっかりした提言を行政に提出する必要性を強調し、議会広報モニターの導入や委員会での議論の活性化を例に挙げられました。諏訪市議会からは、常任委員会において行政視察を通じて提言を準備していることを説明し、議会の提言プロセスの進展について報告しました。
・議会行政視察体制強化の提案について
議会の行政視察については、委員会ごとに目標を設定し、委員長がリーダーシップを担うことで議会全体の協力体制を強化することを提案しました。委員会の構成変化に合わせて早期に視察テーマを決定し、予算制約のある場合のオンライン参加や分割視察の方法について提案があり、岩崎アドバイザーから、リモート視察の活用や議員派遣制度の効果的な利用を推奨されました。現在の手法を少しずつ改善し、1年間の試行後に結果を検証することとしました。
