電子マネー利用詐欺

急増中の電子マネーを利用した詐欺の手口やアドバイスについて紹介

電子マネーを利用した詐欺をご存知ですか？

～詐欺の手口も日々進化しています！！～

電子マネーの詐欺被害は、生活状況・年齢・性別等、一切関係なく仕掛けてきます。
自分は大丈夫！絶対に詐欺には遭わない！なんて、思っていませんか？

最近急増中の『電子マネー』を利用した詐欺について、代表的な手口を紹介します。
こんな手口の詐欺が急増中です！！！

そもそも、電子マネーとはどんなものでしょうか？
コンビニエンスストアや書店等で購入できるプリペイドカードや、ギフトカードを『電子マネー』と言います。

架空請求詐欺やワンクリック詐欺等の、支払いの際に使われます。

『プリペイドカードで支払ってください・・・』～一般的な手口～

手順1

携帯電話・スマートフォン・パソコン・固定電話・郵便・訪問等すべてが詐欺を仕掛けるアイテムです。
いきなりメールや電話で、『アダルトサイトや有料サイトの未納料金がある』　『支払わなければ訴訟になる』『記載された電話番号に電話をください』などと送られて来る。
また、インターネットの閲覧中に突然『会員登録されました』などという表示が出て高額な料金を請求され、解約等の問い合わせ先の電話番号を記載し、相手に連絡を取るよう仕向ける。

手順2

請求金額や登録完了に驚いてしまって、疑問を持ち相手に連絡を取ってしまいませんか？
請求に驚いて相手に電話やメールをすると、『支払わなければ裁判を起こす』『家族に知られてもいいのか』などと脅し文句を言われ、不安にさせ支払わせるように仕向けて行きます。

手順3

どうやって支払えば・・・・？　ちょっと待って！相手の指示に従ってはダメ！！
『コンビニエンスストアでプリペイドカードを買って、その裏に番号があるから、コインで削ってその番号を教えてほしい』と指示されます。
※コンビニエンスストアで扱っている、プリペイドカードは様々な種類がありますが、1枚が数千円から5万円程度で購入ができ、カードの裏には10数桁のローマ字と数字の番号が書かれています。この番号を相手に伝える事で、支払った金額を相手に渡す事になるのです。

手順4

何度も何度も請求が続きます。　支払った後に詐欺だと気付いても・・・・・
詐欺師は巧妙な手口を使い、いかに多額の金銭を騙し取れるかを考えています。プリペイドカードも一ヵ所ではなく、何ヶ所かで買わせる場合もあります。一度支払ってしまうと、電話番号やメールアドレスを知られている為、何度も連絡を取ってきます。
支払った後に詐欺だと気付いても、支払ってしまったお金を取り戻す事は限りなく不可能です。

こんな言葉は、アブナイ・・・・・

『有料サイトの未払いがあります』『あなたの個人情報が漏れています』『名簿から名前を消すためにはお金がかかります』『すぐに連絡をください』『今日中に支払って』『支払わないと裁判を起こす』『プリペイドカードを買って支払って』『プリペイドカードの裏にある番号を教えて』『支払番号を言うからコンビニエンスストアで端末に入力して』

プリペイドカードやギフトカードと呼ばれる物です。

身に覚えのない請求・不審な請求には電話やメール等で連絡しないこと。

※いきなりのメールや電話で驚くと思いますが、慌てて相手に連絡を取ってはいけません。

※少しでも疑問を感じたら、安易に相手に連絡を取る事はせずにメールは削除してしまいましょう。

※電話の場合は、何を言われても相手の指示には従わないようにしましょう。

※一人で判断せず、家族などに相談しましょう。

※知らない電話番号や、メールアドレスには十分注意しましょう。

※相手に電話番号やメールアドレスを知られてしまった場合は、変更するか知らない番号には出ないようにしましょう。

※自宅の固定電話の場合は、留守番電話機能やナンバーディスプレイを活用する方法もあります。

電子マネーは、インターネット上の買い物やゲーム・音楽のダウンロード等に利用できます。
カードの裏にある番号を入力することで、カードを購入した金額分の買い物がインターネット上でできる非常に便利な支払方法です。
半面❝その番号さえあれば現金化できる❞❝カード利用の際には個人情報を必要としない❞という点から悪用されることが急増しています。
番号を教える事は、お金を渡してしまうのと同じことなのでカードが手元に残っていても残金は無いものと思ってください。
また最近では❝支払番号❞を伝えられコンビニエンスストアの端末から支払わせる手口も出てきています。

様々な知識を身に付け、自分自身や家族など、大切な人を詐欺やトラブルから守りましょう。