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旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用基本構想
平成31年3月、「旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用基本構想」を策定しました。
旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用基本構想とは
旧東洋バルヴ諏訪工場跡地(旧東バル跡地)は、全体で約7.2ヘクタールに及ぶ広大な土地であるとともに、JR上諏訪駅の至近に位置しており、ホテル・旅館街が立地する観光地である諏訪湖畔に面する、駅周辺市街地に残された最後の一等地といえる場所です。
旧東バル跡地に存在する元工場建屋では、「諏訪圏工業メッセ」が開催されています。諏訪圏工業メッセは、地方では最大級の工業専門展示会として定着しており、地方創生の一翼を担う取組として、高い評価を得ています。
しかし、平成18年7月に旧東バル跡地を取得して以降、その将来のあり方、活用方針を繰り返し検討してきましたが、根本的な解決には至らず、現状維持の状態が長年にわたり続いてきました。
さらに、建屋は昭和30年代から40年代にかけて建築されており、老朽化が目立ち、耐震・耐火対策を実施する必要があります。
平成27年9月、「駅周辺市街地あり方検討会」を設置し、旧東バル跡地を中心に駅周辺市街地に関する諸課題について意見交換を行ってきました。その中で、旧東バル跡地活用のコンセプトをまとめ、活用の方向性について様々な議論を進めてきました。
諏訪市の未来を託すにふさわしい大きな可能性を持ち、ひいては諏訪圏域の将来発展のためにも重要な資産である旧東バル跡地について、持続可能なエリアとして整備するために、今後の活用の方向性を定めることを目的として、平成31年3月、「旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用基本構想」を策定しました。