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ものづくりの題材・単元例
「相手意識に立つものづくり科」での主な題材や単元例は次の通りです。
小学校では、主に図工、家庭科、生活科・総合的な学習の時間等と、中学校では、主に美術、技術・家庭、総合的な学習の時間等との合科・横断的な指導を推進しています。
小1
- 運動会の来入児用の旗やうちわをつくろう
- はさみや接着剤などの使い方に慣れ、秋の自然の恵みなどを用いて家族が喜ぶクリスマスリースづくりを楽しもう
- お世話になった人(家族・来入児・6年生)にプレゼントするキーホルダーを作ろう
小2
- 家の人やお客さんが来たくなるような音楽会や運動会の招待状をつくろう
- ぶんぶんゴマやガリガリトンボを作って保育園児と一緒に遊ぼう
- 牛乳パックからはがきを作り、絵手紙を描いて敬老の日にプレゼントしよう
小3
- 自分や家族が使う世界にひとつだけの自作の刻印をつくろう
- 切り出しナイフなどの使い方になれ、家族のお箸をつくろう
- 家族の人にプレゼントするため、相手の希望や好みを聞き、それを活かした写真飾りを作ろう
小4
- 家族に使ってもらうために、学校周辺の植物を織り込んだ裂き織りのタペストリーやコースターを作ろう
- のこぎりやペンチの使い方に慣れ、家族の要望に沿って、実用的な鍋しきを作ろう
- 姉妹ペアの友達に、切り絵を活かした「しおり」をプレゼントしよう
小5
- 糸鋸や電気ドリルなどを使って、間伐材や板材で家族の写真立てやパズル、おもちゃなどを作ってプレゼントしたり、販売したりしよう
- ベニヤ板やコルク材などで、書く人や見る人に使いやすく美しい伝言板を作ろう
- 使う人のことを考えて、チャレンジショップで販売するミニ門松や注連飾りを作ろう
小6
- プラスティック板に姉妹学年の1年の友達が喜ぶアニメなどを描いたペンダントを作ってプレゼントしよう
- 学校や在校生の要望を聞き、卒業記念製作として自分たちのできるものを作って学校や後輩に記念品を残そう
- 自分で染色した布や、育ててきた羊の毛を使ってチャレンジショップで販売する商品を作ろう
中1
- 家族の要望を聞き、使用目的に適した大きさの小物入れを作ろう
- 利用者や利用目的などを考え、デザインや大きさなどを工夫し自分や家族が生活の中で役立つ便利なものを作ろう
- 購入者のニーズを調査したり、品質の向上に配慮した商品作りをしよう
中2
- 交流相手の学園や施設などの要望を聞き、安全で使いやすいものを製作して贈ろう
- 使う相手の要望を活かし、生活に役立つ木工ラックを作ろう
中3
- 学校や在校生の要望を聞き、日常生活や部活動で使用するものを卒業記念製作として作り学校や後輩に贈ろう
- 購入対象者や価格などを想定し、購買意欲や安全性などを考慮し、工夫やアイデアに満ちた販売品を製作し、販売体験をしよう
- 地域の公共施設等で必要としているものを作って贈ろう