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下水道の役割

記事ID:0061193 更新日:2023年12月15日更新 印刷ページ表示
6 安全な水とトイレを世界中に11 住み続けられるまちづくりを14 海の豊かさを守ろう

下水道の役割

水循環
下水道は見えないところで安全・安心で、快適な生活を支えています。

街を清潔にする

家庭や工場で使って汚れた水(汚水)は家の下にある排水管を通って下水道管に流れていき、下水処理場へ運ばれます。
下水道が整備されることで汚水が直接水路等へ流れなくなるため、街が清潔に保たれ、ハエ・蚊等の害虫や悪臭の発生を防いでいます。

河川、流域の水質保全

家庭や工場から下水道管を通って流れてきた汚水は下水処理場に運ばれ、様々な処理を行いきれいになり、消毒されて川などに戻されます。

諏訪市の下水道

諏訪市の下水道方式は、汚水と雨水とを分けている分流式を採用しています。汚水は諏訪市豊田のクリーンレイク諏訪(事業主体:長野県諏訪湖流域下水道事務所)に集められ、高度処理されてきれいな水として諏訪湖へ放流されています。
分流式

下水道事業の広域化・共同化について

全国の地方公共団体では、下水道施設の老朽化、技術職員の減少や使用料収入の減少といった様々な課題を抱える中、従来通りの事業運営では持続的な事業の執行が困難になりつつあります。
様々な取組みの中で、スケールメリットを生かして効率的な管理が可能な広域化・共同化は有効な手法の一つと考えています。

諏訪湖流域関連公共下水道はその発足当初から諏訪市、岡谷市、茅野市、下諏訪町の汚水を共同で処理しており、現在クリーンレイク諏訪では諏訪地域6市町村と立科町の一部の汚水が共同処理され、効率的な運営がされています。
また、これからも他の事務や事業における広域化・共同化に関して検討していきます。

未普及地について

諏訪市公共下水道面整備率(令和5年3月30日現在)
下水道計画面積 1815.00ha
供用開始告示区域面積 1620.62ha
面整備率 89.3%
諏訪市の下水道事業全体計画における予定処理区域内の面整備率は表のとおりです。
令和17年度に整備を完了する計画となっています。

環境対策

下水道事業は大量の温室効果ガスを排出している事業で、普及の促進、高度処理化、合流改善対策の推進などにより、今後も温室効果ガス排出量の増加の可能性がある事業です。
温室効果ガスの多くは下水処理場及び汚泥再資源化施設、管理用施設等から排出されますが、諏訪湖流域下水道事務所ではクリーンレイク諏訪がこれらの施設を管理しており、省エネ機器の導入や、省エネ運転の検討により電力、燃料の削減が図られています。

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