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熊(クマ)の出没にご注意ください。
〈令和2年6月に市内で目撃されたツキノワグマ(市民からの提供写真)〉
〈令和2年7月にツキノワグマの目撃情報があった県道脇の擁壁〉
〈令和4年8月8日に錯誤捕獲されたツキノワグマ 〉
令和4年8月8日上諏訪強清水の県道諏訪・白樺湖・小諸線沿いでツキノワグマの錯誤捕獲がありました。農作業や山林内に立入る際には、以下の項目に注意しましょう。
最近の目撃情報
- 令和4年10月23日、中洲神宮寺の山林内(武居城跡付近)で目撃
- 令和4年10月中頃、尾玉町区付近の山林内にてクマが出没したと思われる形跡あり
- 令和4年8月8日、午前6時頃、上諏訪強清水の県道諏訪・白樺湖・小諸線沿いでツキノワグマの錯誤捕獲
- 令和2年11月12日、午後2時30分頃、中洲神宮寺の上社近くの墓地付近で目撃
- 令和2年10月9日、午後2時30分頃、角間新田の民家の近くで目撃
- 令和2年7月23日、午後6時頃、豊田上野のザゼンソウの里公園駐車場近くの県道諏訪・辰野線沿いで目撃
- 令和2年6月上旬の夕方、豊田覗石周辺で目撃
今年度、長野県内では数多くの熊の目撃情報があり、県内でツキノワグマによる人身被害が報告されています。秋はキノコ採りなどで山に入る機会が増えますが、諏訪地方において今年の秋は熊の餌となるドングリなどが不作であることから、熊が出没していますので十分注意していただきますようお願いします。
春から秋にかけて、行楽、山菜採りやキノコ採りなど多くの入山者がありますが、一方でツキノワグマもエサを探すなど活発に活動しているため、遭遇してしまう危険性があります。
ツキノワグマによる人身事故の未然防止を図るため、山に入る際は下記事項についてご注意ください。また、「ツキノワグマによる人身被害を防ぐために」の関連リンクをご覧ください。
1クマに出会わないようにするために
- 山に入る時は、ラジオ、鈴など音の出る物を持って入りましょう。
- なるべく単独ではなく複数で行動するようにしましょう。
(人の声がすることで、クマの方が人を避けます。)
2クマに出会ってしまったら
- 遠くにいる場合は、静かにその場から立ち去りましょう。
- 近くでバッタリ遭ってしまったら・・・
- ゆっくり後ずさりして離れましょう。
- 大声で叫んだり、石などを投げつけたりしてはいけません。攻撃されたと思ったクマが反撃に出る可能性があります。
- 死んだふりは効きません。死骸はクマの主な動物性蛋白源です。
- 木に登る効果は疑問です。ツキノワグマは木登りが得意です。
- 背中を見せて逃げるのは禁物です。逃げる物を追いかけるのは、クマの本能です。
3親子連れのクマに注意
母グマが子グマを連れている場合は、母グマが人に向かってくる可能性があります。また、子グマを単独で見つけた場合には、必ず近くに母グマがいます。
親子連れのクマや子グマを見かけたときは、刺激しないように、静かにその場を離れてください。
4その他の注意事項
- 弁当の食べ残しやジュースの空き缶などを山に放置せずに持ち帰りましょう。
- クマが出没している地域周辺では、クマの活動が活発になる明け方や夕暮れ時の外出や作業はできるだけ避けましょう。
- 通学路等生活道路沿いの藪を刈り払い、クマが隠れる場所を減らしましょう。