諏訪市子ども・若者計画の策定について

　令和5年（2024年）4月にこども家庭庁が発足するとともに、こども政策に対する基本的な考え方を明らかにした「こども基本法」が施行されました。また、同年12月に、こども基本法に基づきこども施策を総合的に推進するため、政府全体のこども施策の基本的な方針を定めた「こども大綱」が閣議決定されました。

　令和6（2024）年度で「第二期諏訪市子ども子育て支援事業計画」が終了となることから、現在の社会情勢等に即した令和7（2025）年度を始期とする「第三期諏訪市子ども子育て支援事業計画」の策定が必要となります。その上で、こども基本法において、市町村はこども施策についての計画（こども計画）を定めるよう努めるものとされていることから、令和5（2023）年度に実施した子ども・子育てに関するアンケート調査結果やこども・若者や子育て当事者をめぐる諸情勢等を踏まえて、令和7（2025）年度から令和11（2029）年度までの5年間を計画期間とする「諏訪市子ども・若者計画」を策定しました。

　本計画は、「諏訪市総合計画」を上位計画とした、こども基本法第10条に基づく「こども計画」として位置づけを行い、併せて、子ども・子育て支援法に基づく「子ども・子育て支援事業計画」を一体のものとして策定するとともに、次世代育成支援対策推進法による市町村行動計画の考え方や、子どもの貧困対策、放課後児童対策パッケージ、児童虐待防止対策、少子化社会対策、子ども・若者育成支援等の視点についても包含した計画として策定します。