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電池類の処分方法について
種類別の処分方法
小型充電式電池が原因と思われる発火事故がありました
令和6年2月28日に、乾電池のコンテナに充電式電池が排出され、その充電式電池が原因と思われる発火事故が発生しました。適切な分別をしないことにより、今回のような重大な事故につながります。リチウムイオン電池などの小型充電式電池は、絶対に地区のステーション排出しないでください。
適切な分別にご協力をよろしくお願いいたします。
1.ステーションに出せる電池類
■対象電池
アルカリ電池、マンガン電池、コイン電池などの一次電池(使い切り電池)
※コイン電池は、10円玉くらいの大きさで、薄く、型記号(BRまたはCR)が入っています。
■排出場所
・各地区のごみステーション:毎月第2回目の収集日
・資源物常設ステーション(林金属工業、南信美装、信州タケエイ)
2.協力店で回収している電池類
(1)ボタン電池
・コイン電池に比べ、小さく厚みがあります。
・SR、LR、PRという型記号が入っています。
・ボタン電池にはごく微量の水銀が使用されているものがあり、その水銀を適正に処理するため、一般社団法人電池工業会が専用の回収缶を協力店に設置し、リサイクルしています。
回収協力店に設置された【ボタン電池回収缶】に持ち込んでください。
※協力店は一般社団法人電池工業会のHP<外部リンク>で検索できます。
ボタン電池回収缶(出典:一般社団法人電池工業会)
(2)小型充電式電池
・小型充電式電池は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ノートパソコン、電動歯ブラシ、シェーバーなどの製品に使われています。
・小型充電式電池には、ニッケル、カドミウム、コバルトなどの希少金属が含まれていることから、製造事業者等に回収・再資源化が義務付けられています。
■出し方
(1)JBRC回収対象電池
・協力店に設置された【小型充電式電池リサイクルBOX】に持ち込んでください。
・回収対象電池は、JBRC会員企業製の3種(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)の小型充電式電池です。
・会員企業一覧および協力店は一般社団法人JBRCのHP<外部リンク>で検索できます。
※モバイルバッテリー(携帯電話・スマートフォンへの充電を主機能とするもの)は本体回収となりますので、分解せずに持ち込んでください。
リサイクルマーク
小型充電式電池リサイクルBOX(出典:一般社団法人JBRC)
(2)会員企業外品、回収対象外品
・処理困難物として、処理業者に処理を依頼してください(有料)
・回収対象外品の例:鉛蓄電池、大型の鉛バッテリー、アルカリ蓄電池、解体された電池パック、破損電池、膨張や水漏れした電池、ハードケースに入っていないラミネートタイプの電池
3.注意事項
・携帯電話・スマートフォン本体に組み込まれている小型充電式電池は、本体回収となります。分解せずにそのままの状態で下記まで持ち込んでください。
■回収場所 市役所2階環境課、諏訪合同庁舎1階【携帯電話・スマートフォン回収ボックス】
・リチウムイオン電池やモバイルバッテリーが燃やすごみやプラスチック類に混入し、ごみ収集車や処理施設で発火する事故が全国的に多発しています。電池の種類ごとに適正な処分をお願いします。
4.参考資料等
コイン電池とボタン電池の違い等をまとめたチラシを配布しています。
ご家庭で処分方法に迷ったときや、地区ごみステーションの立会い時にご活用ください。
電池の出し方チラシ [PDFファイル/281KB]
・一般社団法人電池工業会
https://www.baj.or.jp/<外部リンク>
・一般社団法人JBRC
https://www.jbrc.com/<外部リンク>