昨年度末、Aさんは、1年間を共に過ごしてきた学級の様子をこう評しています。
「クラスに伝えたいことを伝えよ〜と言ってもありすぎて書けないよね、って感じです・・・。うぬぬ・・・。まずっていうか、みんな意思疎通していて、みんながつながっているみたい! それに仲間意識が高すぎず低すぎない! 高すぎて叱るわけでもないし、低すぎて見捨てるわけでもないから素敵! 程よい! 協力的! みんなすごいと思う!」
このような「柔らかな関係性」で結ばれた学習集団では、子どもたちの相互作用が柔軟に活性化して、一人の学びでは獲得できないレベルの相乗効果を生み出します。先行き不透明で将来の予測が困難な時代であるからこそ、周囲の人たちと「柔らかな関係性」を築く過程を大切にし、未来を切り開いていける力を育んでいきたいと考えております。
生徒数・学級数の減少に伴って職員数も減ってしまった令和7年度ですが、まずは、職員同士が「柔らかな関係性」を構築し、生徒の学習活動を精一杯支援してまいります。今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、お子さんの様子につきましてご心配なこと等ありましたら、共に考えさせて頂きますので遠慮なくお申し出ください。 ろしくお願いします。
学校長 河手 正彦