本年4月に着任いたしました河手正彦(かわて まさひこ)と申します。実は、諏訪中学校は私の母校です。当時の校舎は清水が丘の上にあり、毎日急な坂を息を切らしながら通ったことを思い出します。この度有り難いご縁をいただきましたので、生徒のために精一杯努めてまいります。よろしくお願いします。
さて私は、前期始業式で「前向きに」取り組もう、そして仲間と「仲良く」生活していこうと話しました。これは、生徒が自立していく上で必要となる社会性を育むために重要な非認知能力ですが、同時に、学力を向上させるためにも欠かせない力だと考えているからです。これからは先行き不透明な時代であると言われます。また、今以上に多様性が求められます。そのような中で、前向きに粘り強く取り組む態度、仲間と知恵やアイデアを遠慮なく出し合う協働性は、大なり小なりの問題を解決していく基盤として欠くことができないと考えます。
幸いにも諏訪市は小中一貫教育を推進しており、また、諏訪中には城南小と共通したコミュニティスクール組織が整っています。こうした強みを生かしながら、生徒が自立した大人の基盤を築いていけるように、職員も「前向きに」「仲良く」をキーワードに精一杯努めてまいります。何卒お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
なお、お子様の就学など不安な点等ございましたら、遠慮なくお申し出ください。
学校長 河手 正彦