本文
校舎壁面レリーフ
諏訪中学校の校舎でまず目を引くのが壁面のレリーフです。この素晴らしいレリーフの題名は「生きる」。校長室にはこのレリーフの模型図が飾られているのですが、横にこのレリーフに込められた願いが書かれていました。
「この生きると題する壁面は、諏訪の豊かな自然を背景に、諏訪圏域の人々が、諏訪湖を通じ、一体となっているところを表現しています。中央には、豊かな水をたたえた諏訪湖が表現されています。諏訪を支えるのは、生きている人々であり、諏訪圏域のみんなが連帯し、諏訪とその自然を守り、育ててほしい、そんな願いを込めて、コンクリートという力強い素材と重厚感のあるブロンズ着色で表現しました。」
この力強い願いが込められた壁面の内側は図書館になります。四方を見渡せ、広々としたとても開放感のある図書館です。この日も司書の先生が、本を整理されていました。諏訪中の生徒の皆さんは、とてもよく本を読むそうです。先日の分散登校の日は、大勢の生徒の皆さんが図書館を訪れ、本を借りていました。担任の先生が、学級通信で紹介されていた本もコーナーに並べられていました。臨時休校中、きっと時間を持て余していると思いますが、自分の読みたい本を思う存分読める貴重な時間でもありますね。たくさんの素晴らしい本と出会って下さい。