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「ふるさと」を作った高野辰之さんのお話です[その他のファイル/94KB]
校長講話がありました。
今回の話は、長野県の出身で「ふるさと」の歌を作った高野辰之さんの人生についてのお話を聞きました。
下水内郡豊田村の農家に生まれ育った辰之は、わんぱくなガキ大将でしたが、農業の手伝いのかたわら、時間をみつけては自分から勉強に励みました。
「自分のやろうと思ったことは途中でくじけてはだめ」という父の励ましを受け、辰之は大学に進学、母校の教師を経て、大学教授になります。
「ふるさと」の歌は、大変な研究をする中で、つらいことがあったとき、生まれ育ったふるさとを思い出し、詩となって生れ出たものです。
そして、詩にあるように、辰之は「こころざしをはたして」故郷におりたち、村人の温かい歓迎を受けるのです。
辰之の情熱の元になったものはなんでしょう、辰之の心を支えたものはなんだったのでしょう。そんなことを考えられるといいです。