「ここかな?」「まっすぐ!」「もうちょっとまえ!」
外からにぎやかな声が聞こえてきました。とちのき学級のあるクラスが、スイカ割りを楽しんでいました。どの子も、スイカを割りたくて、集中して取り組んでいました。周りの子もアドバイスや励ましの声を掛けていました。
順番もしっかり守り、交代の時は、自分たちで手指消毒をして、棒の受け渡しをしていました。
春先から育ててきたスイカが、夏休みの間にとても大きく立派に成長していました。大玉が3つとれたようです。スイカ割りを行って収穫の喜びを味わいます。
自立活動の一環として、栽培活動を大切にしています。友だちと協力して取り組み、働く喜び、育てる喜び、味わう喜び、支え合う喜び、様々な喜びを通して、達成感・成就感、所属感を得ます。このことが自己肯定感の高まりとなり、成長につながっていきます。
ある学級からは、ミニトマトをいただきました。わざわざ職員室まで届けに来てくれました。朝に収穫して、良く洗い、冷やしたミニトマトは、とても甘く、そして冷たくさっぱりとした非常においしいミニトマトでした。とても嬉しい気持ちになりました。
栽培活動を通して、喜びの輪が広がっています。