6年生のある教室にお邪魔しました。国語のテストをやっていました。テスト用紙が配られると、静かになり集中して取り組み始めました。しっかりと鉛筆を握り、問題に取り組んでいました。すばらしい集中力です。
その後、緊急地震速報定例試験放送が流れました。6年生の子どもたちは、言われなくても、とっさに机の下に潜り込み、身を守る行動をとりました。
このクラスでは、放送があることを事前に知らせてありませんでした。本番さながらの練習となりましたが、放送が鳴り始めた瞬間に身を守る行動を起こしていました。
テストへの取り組み方や緊急地震速報が鳴った時に身を守る行動を起こすことなど、小学校6年間で繰り返し取り組んだり、訓練したり積み重ねてきて、身に付いたことです。積み重ねて身に付いたことが、子どもたちの財産となっています。