かりんの学習に取り組んできた6年生のクラスが、枝の剪定をしました。最初に学校運営協議会交流部会のボランティアの方からお話を聞きました。道具の使い方やどのような枝を切るのか説明がありました。
はじめて剪定ばさみを使った児童もいましたが、お家で祖父の作業を見たり、手伝ったりしたことのある児童は、率先して作業に取り組むだけでなく、剪定ばさみの向きと持ち方を友達に教えている姿も見られ、自分の経験を生かす姿勢がすばらしいと思いました。
班ごとに分かれ、学校のほかに風樹文庫のかりんも剪定しました。
「実はこの作業が最初の作業なんだよ。余計な枝を払ってかりんの木全体に日が当たるようにするんだよ。」
と、ボランティアの方から教えられ、今年一年間取り組んできた学習の終わりに、今回の枝の剪定は来年度取り組む後輩のための作業でもあることを知りました。枝の剪定をすることは、中洲小学校の伝統のバトンの一つを渡すことになるのです。6年生がんばりました。