最終更新日:2020年12月1日(火曜日) 14時42分 コンテンツID:2-6-79-12901
令和2年11月30日の夕方、諏訪市湖南大熊の大熊公民館付近において、クマの目撃情報がありました。付近の皆様は十分に気をつけてください。周辺の山に入る場合も十分注意していただきますようお願いします。
■最近の目撃情報
・令和2年11月12日、午後2時30分頃、諏訪市中洲神宮寺の上社近くの墓地付近で目撃
・令和2年10月9日、午後2時30分頃、角間新田の民家の近くで目撃
・令和2年7月23日、午後6時頃、諏訪市豊田上野のザゼンソウの里公園駐車場近くの県道諏訪・辰野線沿いで目撃
・令和2年
6月上旬の夕方、諏訪市豊田覗石周辺で目撃
今年度、長野県内では数多くの熊の目撃情報があり、県内でツキノワグマによる人身被害が報告されています。秋はキノコ採りなどで山に入る機会が増えますが、諏訪地方において今年の秋は熊の餌となるドングリなどが不作であることから、熊が出没していますので十分注意していただきますようお願いします。
春から秋にかけて、行楽、山菜採りやキノコ採りなど多くの入山者がありますが、一方でツキノワグマもエサを探すなど活発に活動しているため、遭遇してしまう危険性があります。
ツキノワグマによる人身事故の未然防止を図るため、山に入る際は下記事項についてご注意ください。 また、「ツキノワグマによる人身被害を防ぐために」の関連リンクをご覧ください。
1クマに出会わないようにするために
○山に入る時は、ラジオ、鈴など音の出る物を持って入りましょう。
○なるべく単独ではなく複数で行動するようにしましょう。
(人の声がすることで、クマの方が人を避けます。)
2クマに出会ってしまったら
○遠くにいる場合は、静かにその場から立ち去りましょう。
○近くでバッタリ遭ってしまったら・・・
・ゆっくり後ずさりして離れましょう。
・大声で叫んだり、石などを投げつけたりしてはいけません。攻撃されたと思ったクマが反撃に出る可能性があります。
・死んだふりは効きません。死骸はクマの主な動物性蛋白源です。
・木に登る効果は疑問です。ツキノワグマは木登りが得意です。
・背中を見せて逃げるのは禁物です。逃げる物を追いかけるのは、クマの本能です。
3親子連れのクマに注意
母グマが子グマを連れている場合は、母グマが人に向かってくる可能性があります。また、子グマを単独で見つけた場合には、必ず近くに母グマがいます。
親子連れのクマや子グマを見かけたときは、刺激しないように、静かにその場を離れてください。
4その他の注意事項
○弁当の食べ残しやジュースの空き缶などを山に放置せずに持ち帰りましょう。
○クマが出没している地域周辺では、クマの活動が活発になる明け方や夕暮れ時の外出や作業はできるだけ避けましょう。
○通学路等生活道路沿いの藪を刈り払い、クマが隠れる場所を減らしましょう。