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第41回ニムラ舞踊賞受賞者の決定について

記事ID:0058428 更新日:2023年7月31日更新 印刷ページ表示

第41回ニムラ舞踊賞受賞者の決定

受賞者

福田 一雄 (ふくだ かずお)
福田 一雄

受賞理由

 70年以上にわたり、日本のバレエ界において、指揮者、音楽監督、作・編曲者として、また多くの若い指揮者を指導、育成して、その振興に貢献している。2022年には多数のバレエ界有志により、卒寿記念特別公演『~語り継ぐバレエの軌跡~マエストロ福田一雄のドリーム・プロジェクト スペシャル・ガラ「バレエの情景」』が開催され、その業績を讃え、謝意が示された。
 これまでの長年にわたるバレエ音楽に関する高い貢献、優れた業績に対して第41回ニムラ舞踊賞を贈る。

受賞者プロフィール

1931年東京都生まれ。5歳より絶対音感早期教育を受け、幼児期よりピアノをポール・ヴィノグラドフ氏(元モスクワ音楽院教授)に師事。
1957年、読売ホールにおいて「バレエ音楽の夕べ」を企画し、日本フィルハーモニー交響楽団を指揮、指揮者としてデビューした。以来、国内外の各バレエ団の公演に指揮者として、また、音楽構成、編曲などで参加。
NHK招へいの第2回イタリア・オペラ公演の際は副指揮者を務めた他、NHK・TV「世界の音楽」、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」の指揮者として国内外の多くのソリストと共演している。母校学習院の音楽教育にも精力的に参加し、初等科の合唱団・オーケストラの育成、ジュニアオーケストラ及び天皇陛下もメンバーの一人である学習院OB管弦楽団の音楽監督、常任指揮者をつとめる。
これら、多方面にわたる音楽ジャンルのうち、ライフワークとして関わってきたのがバレエ音楽の研究である。永年、多くのバレエ団との指揮活動の他、バレエ音楽の歴史、および複雑多岐にわたる楽譜の整理と収集を行いバレエ界に多大な貢献をしている。
2022年11月、それらの功績を讃え、バレエに捧げた思いを新世代に語り継ぐスペシャル・ガラ「バレエの情景(卒寿記念特別公演)」公演が東京文化会館にて開催され、日本を代表する5つのバレエ団のステージを指揮。
2007年シアターオーケストラトーキョー音楽監督に就任。
新国立劇場バレエ研修所講師。
「舞踊ペンクラブ賞」、「橘秋子特別賞」を受賞。
著書に「バレエの情景」がある。
日本指揮者協会幹事長。

【ニムラ舞踊賞との関わり】
第15回ニムラ舞踊賞特別公演(1993年5月)として、岡谷市カノラホールにおいて、福田一雄氏が指揮、諏訪交響楽団の演奏のもと、牧阿佐美バレエ団による「白鳥の湖」を公演された。

授賞式

日時:令和5年10月11日(水) 16時00分~
会場:諏訪市図書館視聴覚ホール
申込:不要。直接会場にお越しください。

問い合わせ先

〒392-0027
諏訪市湖岸通り5-12-18 諏訪市公民館内
諏訪市教育委員会 生涯学習課 生涯学習係
(ニムラ舞踊賞運営委員会事務局)
TEL:0266-52-4141(内線595)
※日曜日・祝日を除く午前8時30分~午後5時15分まで

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