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上社の御柱山「御小屋山」

最終更新日:2010年1月7日(木曜日) 10時27分 コンテンツID:2-3-19-2743 [印刷用ページ]

前宮・本宮合わせて8本の御柱の曳き建てを行う上社の御柱祭。この樹齢150〜170年程の8本の大木がどこからやってくるのか皆さんはご存知でしょうか?


大正15年 八ヶ岳山中より御柱を曳き出す様子

御柱の木遣り唄に「御小屋(おこや)の山の樅(もみ)の木は里に下りて神となる」という一節があります。
上社の御柱となる大木8本は、八ヶ岳の阿弥陀岳中腹にある「御小屋山(おこやさん)」という山から伐り出されます。この御小屋山は、諏訪大社の持つ山「社有林」です。神聖な山とされ、厳しい入山規制もあります。
江戸時代までは、御小屋山以外でも御柱が調達されていたという記録もありますが、江戸時代以降は、この御小屋山からのみ御柱が8本伐り出されています。
また、木遣り唄にも「樅の木」とありますが、古来御柱は、樅の木に限らず様々な木が選ばれてもいた様です。それが、いつしか樅の木に限定されて、近世では樅の木のみが選ばれるようになったようです。

一方下社の御柱は、下諏訪町の東俣の地にある国有林から、毎回払い下げを受けて、8本の御柱の伐採を行います。
下社については後日詳細をお伝えできればと思います。

また、この御小屋山には、その昔上社の大祝(おおほおり:諏訪大明神の子孫)によって命じられた「山作り衆」という、世襲によって受け継がれてきた茅野市玉川地区の8軒の家の方達がいます。この山作り衆の方達が、御小屋山の管理を始め、御柱に関しての重要な役割を担っているのです。
この山作り衆についても、詳細は改めてお伝えしたいと思います。

こうして諏訪大社の山として、先人達に守られながら神となる木を育ててきた御小屋山でしたが、平成10年、御用材の不足の為、江戸時代以来初めて前途の下社と同じ下諏訪東俣の国有林から伐採がされました。
平成10年の御柱祭は無事に終わりましたが、続いて平成16年、東俣国有林でも御用材が少ないという問題があり様々な協議がされた結果、この年の御柱は、諏訪に隣接する北佐久郡立科町の町有林からの調達が決まりました。
この地で伐採された御柱8本は、原村の綱置場まで、大型トレーラーにより約40kmの道のりを運ばれたのです。

そして今回の平成22年の御柱祭も、御小屋山ではなく、立科の国有林と町有林からの調達が正式に決定。本見立てまでが平成21年の夏に完了しています。

こうして、御小屋山の御用材の不足という、大きな問題に直面した一方、将来の世代の為、立派な木を育てようとする動きも盛んになってきています。
上社側では、先ほど少しお話をした「山作り衆」の方々が御小屋山の管理や森林育成に励んでいる他、平成7年頃からは氏子青年会の方々によっても、御小屋山に樅の木の植樹が行われています。
下社側でも、平成8年に「御柱用材を育む会」が結成され、下諏訪町の方々が中心となって豊かな森造りを目指しての活動を行っています。

将来、私たちの次の世代、そのまた次の世代へとずっと受け継いでいきたい伝統だからこそ、今からそれを守り育てていかなければ決して未来へは繋がらないのです。
御柱祭は自然の生木を切り倒し、全て人の力で曳き建てる大自然のお祭りだという事を改めて感じさせられました。

参考文献:おんばしら 諏訪大社御柱祭のすべて(信州・市民新聞グループ)

 

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