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諏訪湖の御神渡り
 

“諏訪湖の御神渡り”情報2013

2013年1月22日八劔神社により御神渡りの候補が確認され,年1月25日(金)朝、御渡り神事(諏訪市指定無形民俗文化財)が行われました。


2013年2月5日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館撮影)
立石展望台よりパノラマ写真
立石展望台よりパノラマ写真
一の御渡り上座跡(赤砂崎)
一の御渡り上座跡(赤砂崎)
2013年1月25日の御渡り神事の様子(諏訪市博物館及び諏訪市文化財係撮影)
一の御渡り下座拝観(旧六斗川河口付近)
一の御渡り下座拝観(旧六斗川河口付近)
一の御渡り上座拝観(赤砂崎)
一の御渡り上座拝観(赤砂崎)
2013年1月22日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館撮影)
旧六斗川河口付近の筋
旧六斗川河口付近の筋
旧六斗川河口付近の筋
旧六斗川河口付近の筋
2013年1月21日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館及び関係者撮影)
旧六斗川河口付近下諏訪方面を望む
旧六斗川河口付近下諏訪方面を望む
旧六斗川河口付近より下諏訪方面を望む
旧六斗川河口付近より下諏訪方面を望む
旧六斗川河口付近
旧六斗川河口付近
旧六斗川河口付近より下諏訪方面を望む
旧六斗川河口付近より下諏訪方面を望む
2013年1月15日の諏訪湖写真(諏訪市博物館撮影)
立石展望台よりパノラマ写真
立石展望台よりパノラマ写真
2013年1月11日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館撮影)
舟渡川河口付近より下諏訪方面を望む
舟渡川河口付近より下諏訪方面を望む
舟渡川河口付近より下諏訪方面を望む
舟渡川河口付近より下諏訪方面を望む
舟渡川河口付近より岡谷方面を望む
舟渡川河口付近より岡谷方面を望む
舟渡川河口付近より岡谷方面を望む
舟渡川河口付近より岡谷方面を望む
2013年1月10日の諏訪湖写真(諏訪市博物館撮影)
立石展望台よりパノラマ写真
立石展望台よりパノラマ写真
“諏訪湖の御神渡り”情報2012

主となる3本の筋が出現し、2012年2月4日(土)朝、八劔神社により”御神渡り”の候補が確認され、2月6日(月)御渡り神事(諏訪市指定無形民俗文化財)が行われました。

一之御神渡り(旧六斗川先→承知川剱先)、二之御神渡り(旧六斗川→小坂→砥川先東)、
佐久新海之御神渡り(千本木川先→)


2012年2月5日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館撮影)
立石展望台よりパノラマ写真
立石展望台よりパノラマ写真
2012年2月6日の諏訪湖畔写真(諏訪市博物館撮影)
一之御神渡り下座付近(奥)と二之御神渡り下座付近(手前)
一之御神渡り下座付近(奥)と
二之御神渡り下座付近(手前)
諏訪市旧六斗川河口付近
二之御神渡り下座付近
二之御神渡り下座付近
諏訪市旧六斗川河口付近
二之御神渡り
二之御神渡り 岡谷市小坂
二之御神渡り上座付近
二之御神渡り上座付近 下諏訪町赤砂崎
一之御神渡り上座付近
一之御神渡り上座付近
下諏訪町承知川剱先
佐久之御神渡り
佐久之御神渡り
諏訪市千本木川河口付近

■諏訪市の気温の観測データ
平成24年1月29日(日)30日(月)31日(火)2月1日(水)2日(木)3日(金)4日(土)
最高気温-0.8℃0.1℃2.0℃0.7℃-3.2℃0.0℃1.8℃
最低気温-11.3℃-11.3℃-9.3℃-8.8℃-8.0℃-13.9℃-9.1℃


 
 
 
昭和30年代の御神渡り
平成10(1998)年の御神渡り
平成18(2006)年の御神渡り
“御神渡り”とは?

“おみわたり”の呼び名

「神渡(みわたり)」「御渡(みわたり)」「御神渡(おみわたり)」「神幸(みゆき・かんざき)」などがあり、古来は「御渡」の使用が主でした。現在は「御神渡り」が一般的に使われ、神事関連では「御渡り」としています(“り”の送りがなの扱いについては、厳密なきまりはなくケースバイケースのもよう。当ウェブページでは「御神渡り」を使用します)。

御神渡り発生のメカニズム

冬期、気温が低下するなか、諏訪湖の湖面が全面結氷し、寒気が数日続くことで氷の厚さが増してゆきます。さらに昼夜の温度差で氷の膨張・収縮がくり返されると、南の岸から北の岸へかけて轟音とともに氷が裂けて、高さ30cmから1m80cmくらいの氷の山脈ができます。これを「御神渡り」と呼び、伝説では諏訪神社上社の男神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が下社の女神・八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のもとへ通った道筋といわれています。この伝説にもとづいて、御神渡りの筋の両端については、諏訪湖の南側(上社側)を建御名方命が下り立ったところということで、「下座(くだりまし。“下御”とも)」と呼び、北側(下社側)を上がったところ、「上座(あがりまし。“上御”とも)」と古くから呼んでいます。御神渡りは『諏訪の七不思議』の一つとしても数えられています。また、氷上に人が出ることが許されるのは、神様の通った後というタブーもありました。
最初に出現した南北方向に走る御神渡りを「一の御渡り」、その数日後、同方向に出現したものを「二の御渡り」(古くは「重ねての御渡り」とも呼んだ)と呼んでいます。また、東岸からできて一の御渡り、二の御渡りに直交するものを「佐久(佐久新海)の御渡り」と呼んでいます。御渡り拝観の神事ではこの3筋の御神渡りを検分しています。(参考文献『諏訪市史 上巻』)

御神渡り走行模式図1
諏訪湖の御神渡りの走行模式図
※画像をクリックすると「平成18年の御渡り走行図」がご覧になれます。
 
500年以上も続く御神渡りの記録
 1万数千年前に諏訪湖が誕生して以来、くりかえし目撃されてきたであろう神秘の自然現象“御神渡り”。文字の無いころのことは知るよしもありませんが、平安時代の和歌には御神渡りのことがうたわれています。御神渡りの最古の公式記録には、約600年前の室町時代の応永4年(1397年)に諏訪神社の神官が幕府へ報告した文書の控え(御渡注進状扣)があります。連続した記録は、嘉吉3年(1443年)から天和元年(1681年)間の『当社神幸記(とうしゃしんこうき)』と天和2年(1682年)から明治4年(1871年)までの『御渡帳(みわたりちょう)』があります。429年間にわたって残されてきた気象記録は、世界でも大変珍しいものです(「当社神幸記」・「御渡帳」は当館の常設展示室2にて公開中)。若干の中断はあったものの現在(2005年)まで数えると約560年間も記録され続けていることになります。
これらの御神渡りの記録には共通して、「一の御渡り」「二の御渡り」「佐久の御渡り」の発生地点(下座・くだりまし)と終了地点(上座・あがりまし)。および、それらの参会(交差)のあり方が記録されました。そして上社の大祝(おおほうり)より「御渡注進状」として幕府や藩主に報告されました。
御神渡りに関する古文書が貴重とされているのは、添え書きに当時の出来事が記されていたり、豊作か凶作等の記録が残されているためです。特に江戸時代からは御神渡りのできる方向と農作物の作柄の関係が記録の中で重視され、そのデータは現在の御渡り神事でも行なわれている「年占い」に反映されています。一般的には、『結氷の早い年は豊作。遅い年は不作。』『御神渡りのできた方向が下諏訪町の下社方面の時は豊作。天竜川方面は不作。』といわれ、湖に氷の張らなかったいわゆる「明きの海(あきのうみ)」の場合も不作とされています。 (参考文献『諏訪市史 上巻』)
御渡注進状
御神渡り走行模式図2

御渡注進状扣(嘉吉3年<1443年>の項)
(『改訂 諏訪市の文化財』より転載)

読み下し文
御渡注進状扣 読下し文(部分)
古記録等による御神渡りの走行状況
(『諏訪市史上巻』原図を一部改変。湖のかたちは江戸期のデータより一部復原)
 
御渡り拝観の神事について(諏訪市無形民俗文化財指定)
▼掲載写真は平成16(2004)年1月31日の御渡り神事を撮影したものです。
八剱神社
御渡帳(八劔神社蔵※当館常設展示にて一部公開中
【写真1】
【写真2】
昭和53(1978)年1月17日指定 
諏訪市無形民俗文化財
   
     「御渡り神事(みわたりしんじ)」

 『御神渡を検分する御渡りの拝観は八劔(やつるぎ)神社【写真1】の特殊神事で、一之御渡・二之御渡・佐久之御渡を拝観して下座(くだりまし)と上座(のぼりまし)の湖岸地点の検分を行なう。天和3年(1683)以降の御渡帳は旧高島村役人が務め、4名の拝観人が南の拝み手(おがみて)・北の拝み手の2組に分かれて検分し、この記録を村役人連署の書式で、上社の外記太夫茅野氏に提出している。明治4年(1871)に中断したが、明治26年(1893)に旧儀復活して現在に至っている。
八劔神社の拝観神事の概要は、諏訪湖に御神渡りができると日取りを決め、宮司・氏子総代・古役など70名が自宅の門戸に注連縄(しめなわ)を張り、精進潔斎(しょうじんけっさい)に入る。拝観日の早朝、門戸の注連縄を自分の体にかけて神社でお祓(はらい)を受け【写真2・3】、2組に分かれて御神渡りに沿い湖の氷上を横断【写真4】し、北岸の上座地点を検分してお祓を行なう【写真5】。佐久之御渡りの下座地点と方向を確認して終了、各自の注連縄を湖岸の草木の枝にかけて帰り【写真6】、神前にて奉告祭を行なう。引続き、本年の作柄・世の中の吉凶・気候雨量等の年占を行なう【写真7】。後日に古式により御渡注進状を諏訪大社上社神前に捧げ、注進式を行なう。大社では宮内庁と気象庁に結果の報告を恒例としている。』

(諏訪市教育委員会刊行『改訂 諏訪市の文化財』より抜粋・改変)

【写真3】
【写真4】
【写真5】
【写真7】
【写真6】
(撮影協力:八劔神社・小和田区)

過去30年間の御渡り拝観式一覧表
御渡り拝観式(実施日)
1
1979(昭和54)
なし
2
1980(昭和55)
1月30日
3
1981(昭和56)
1月24日
4
1982(昭和57)
2月14日
5
1983(昭和58)
2月5日
6
1984(昭和59)
1月29日
7
1985(昭和60)
2月3日
8
1986(昭和61)
2月2日
9
1987(昭和62)
なし
10
1988(昭和63)
なし
11
1989(平成元)
なし
12
1990(平成 2)
なし
13
1991(平成 3)
2月3日
14
1992(平成 4)
なし
15
1993(平成 5)
なし
16
1994(平成 6)
なし
17
1995(平成 7)
なし
18
1996(平成 8)
なし
19
1997(平成 9)
なし
20
1998(平成10)
1月31日
21
1999(平成11)
なし
22
2000(平成12)
なし
23
2001(平成13)
なし
24
2002(平成14)
なし
25
2003(平成15)
1月19日
26
2004(平成16)
1月31日
27
2005(平成17)
なし
28
2006(平成18)
1月13日
29
2007(平成19)
なし
30
2008(平成20)
2月2日
31
2009(平成21)
なし
32
2010(平成22)
なし
33
2011(平成23)
なし
34
2012(平成24)
2月6日
35
2013(平成25)
1月25日
36
2014(平成26)
なし
37
2015(平成27)
なし
38
2016(平成28)
なし

(2016年 諏訪市博物館作成)

※拝観式が行われなかった年は 「御神渡り」が
出現しなかったことになります。
(ただし、小規模ながら湖面の結氷が
発生していた年もあります。)

   
2008(平成20)年1月・2月の諏訪湖

2008年は1月の大寒を過ぎてから諏訪湖の全面結氷がありました。
例年より遅いですが、2年ぶりに御神渡りが出現しました

2008年2月2日、御渡り拝観の神事が行われました!!

◆前回(平成18年)の御神渡りの記録は、こちらをごらんください。



2008年2月9日撮影(右は比較用の10日前の写真)
(クリックすると拡大します)

※2月2日の御渡り拝観の神事よりちょうど1週間たちました。
その後諏訪では大雪に見舞われ、湖面の氷の上にも20p以上の積雪があったようです。
そのため、せっかくできた御神渡りも埋もれてしまい、はっきりとした氷裂が見られなくなりました。
ただし、湖面の氷は現状ほぼ全面結氷のようすを呈しています。


     
御渡り拝観式のようす
2008年2月2日撮影
(画像をクリックすると拡大します)

※本日(2月2日)、2年ぶりの御渡り拝観の神事(諏訪市無形民俗文化財)が八剱神社により行われました。右図とおり、三筋の御神渡りが認定されました。また、同日には御神渡りの結果より今年の吉凶が占われました。 (その他、詳細は近日当WEBPAGEにてあらためて報告します!)

 
2008年1月31日撮影 
(画像をクリックすると拡大します)

※1月30日、八剱神社より2月2日に「御渡り拝観式」を行う旨の発表がありました。湖面に三筋の亀裂の発生が認められており、これらは拝観式を経て、はじめて「御神渡り」と認定されます。
御渡り拝観の神事の説明はこちら

2008年1月31日撮影
(画像をクリックすると拡大します)
←湖畔にはこのような看板も出ております。現地でご覧になる方はじゅうぶんお気をつけください。


2008年1月29日現在の諏訪湖畔(ヨットハーバーより)
(画像をクリックすると拡大します)
※地元報道等でもありましたが先日28日、結氷した湖面に筋状に走る、高さ20p程度の氷裂が確認されました。「御神渡りの候補となるか」と話題をあつめています。なお、左の写真を撮影した29日は、明け方より数p程度の降雪があり視界もわるく、残念ながら湖岸からは氷裂を確認できませんでした。


2008年1月25日現在の諏訪湖畔(すわっこランド前より)
(画像をクリックすると拡大します)

2008年1月25日現在の諏訪湖畔(すわっこランド前より)
(画像をクリックすると拡大します)

2008年1月25日現在の諏訪湖畔(原田泰治美術館前より)
(画像をクリックすると拡大します)
※本日(1月25日)早朝、諏訪湖周辺ではこの冬いちばんの寒さとなり、約氷点下13度まで気温が下がりました。先日の降雪とあわせて、湖面の氷も乳白色になり、やや厚みを増したようです。
    (当日、湖面の全面結氷が確認されました。)


2008年1月19日現在の諏訪湖畔
※ここ数日、寒気が強まったため部分的な薄氷ができました。
(画像をクリックすると拡大します)
2006(平成18)年1月・2月の諏訪湖
クリックすると拡大します
クリックすると拡大します

2006年1月25日【写真(3)方向】
(沖の方はかなり氷がとけ、御神渡りも形がくずれてきています。)

2006年2月2日【写真(3)方向】
(ここ数日の雨水、気温上昇によって、かなり氷がとけました。)
【参考】結氷時の諏訪湖遠景はこちらをご覧ください(2006年1月13日、2月2日に諏訪市立石公園より撮影)

◆2006年1月13日朝、八劔神社による「御渡り神事(御渡り拝観式)」がありました。◆

クリックすると拡大します クリックすると拡大します クリックすると拡大します
一の御渡り近景
(氷の厚さは10Cm以上)
一の御渡り近景
(せり上がった氷の高さは 50Cm以上あります)
御渡り神事(拝観式)のようす
(一の御渡りにて)
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一の御渡り近景
(背景は岡谷市街)
一の御渡り近景
(氷のせり上がりのようすがわかります)
一の御渡り遠景
(下座付近)

平成18年1月13日、早朝より諏訪市八劔神社および諏訪湖上にて御渡り神事(拝観式)が行なわれました。
とりわけ今年は“諏訪湖の御神渡り”にふさわしい、見事な氷のせり上がりが写真のように確認できました。
今回は八劔神社・小和田区のご協力をいただき、取材というかたちで氷上に出ることが許されました。
※氷の厚さが一定していないため、氷上への立入りは大変危険となっています。


◆2006年1月9日、2年ぶりの御神渡りが八劔神社により正式に確認されました。◆
クリックすると拡大します クリックすると拡大します

2006年1月10日【写真(3)方向】
(晴天。昨日、御神渡りが確認されたところです。背景は岡谷市街。)

2006年1月10日【写真(3)方向】
撮影地点2
看板
撮影地点2(旧六斗川河口より撮影)
【参考】湖畔ではこのような看板も出されています。
現地でご覧になる方は十分お気をつけください。
クリックすると拡大します
撮影地点
2006年1月9日【写真(2)方向】(晴天。気温は氷点下10度以下を記録。対岸の塩尻峠方向のようす。氷の筋がのびています。)
撮影地点(宮川河口・すわっこランド前より定点撮影)
諏訪湖 クリックすると拡大します
2006年1月4日の諏訪湖【写真(1)方向】(曇天。ほぼ全面に薄い氷が張っています。諏訪市豊田宮川河口から下社方面に向けて撮影) 2006年1月8日【写真(1)方向】(晴天。気温は氷点下。氷のささくれがいっそう目立っています。氷の筋はしだいに湖の中央にのびてゆくようです)
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諏訪市博物館Webpage
http://www.city.suwa.nagano.jp/scm/

(諏訪市博物館)
〒392-0015  長野県諏訪市中洲171-2
Tel:0266-52-7080