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【市制施行80周年記念事業】小口正二《あけぼの》仮修復・調査終了
庁舎1階小口正二《あけぼの》仮修復・調査
市制施行80周年を記念して、諏訪市名誉市民の彫漆家・小口正二が1968年に庁舎新築を祝して寄贈した大型彫漆作品《あけぼの》の仮修復と調査が終わりました。
目白漆芸文化財研究所の方々におこしいただき、劣化により剥離している作品表面の塗膜を除去、今後の保存の在り方等を検討するために5月28日から5月30日の間仮修復、調査を行いました。
30日には作業に当たっていた目白文化財研究所の方に作業や漆の特性について解説いただき、おはなしをしながら作品を鑑賞する「おはなし鑑賞会」も同時に行いました。
現在(~8月31日まで)諏訪市役所1階ロビーにて修復箇所、修復方法についての詳細をパネルにし展示しております。
開催中の市制施行80周年記念企画展「彫漆家・小口正二─春はかならず来る─」(~9月26日まで)と併せてぜひご覧ください。