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文学の道公園

記事ID:0001216 更新日:2020年12月2日更新 印刷ページ表示

文学の道公園(ぶんがくのみちこうえん)

文学の道公園の写真 島木赤彦の歌碑の写真

昔、河川だった場所が川の付け替え工事により埋め立てられ、親水公園に生まれかわりました。園内には島木赤彦、河合曽良、平林たい子、新田次郎らの諏訪の生んだ歌人、小説家たちの歌碑、文学碑が設置されています。

所在地

  • 諏訪市小和田南15-14

交通アクセス

  • JR中央本線上諏訪駅から徒歩約15分

駐車場

  • なし

主な公園施設

  • 歌碑、文学碑
  • トイレ
  • 遊具(複合遊具、ブランコ、スプリング遊具2基、健康遊具4基)

文学の道公園のブランコと複合遊具の写真(手前:ブランコ、奥:複合遊具)

利用上の注意

  • 花火・バーベキュー等の火の使用は禁止です。
  • 宿泊はできません。

沿革

  • 昭和58年9月28日、台風10号により諏訪市は諏訪測候所開設以来の記録的な豪雨に見舞われました。雨量は1日だけで161mm、前日と合わせると215mmに達し、河川や諏訪湖から溢れた水は諏訪市の平坦地を飲み込みました。
  • 島崎川は川幅が狭い上に、勾配が200分の1であったので、大雨が降るたびに水害に悩まされていました。そのため、昭和60年12月に改修工事が行われ、現在の島崎川へ付け替えができました。これにより旧島崎川は廃川敷となり埋め立てられました。この廃川敷を活用し、市民に憩いと安らぎの場を提供し、諏訪の生んだ歌人、小説家たちの歌碑、文学碑を共存させた文学の道と、親水性と緑を取り入れた帯状公園の整備計画が進められ完成したものが文学の道公園です。

歌碑、文学碑の原作者(東側・中門川側から)

  • 諏訪安芸守忠虎(四代高島藩主)・河合曽良・森山汀川・二村伝次
  • 河西周徳・四賀光子・藤森素檗・藤森成吉・土田耕平・新田次郎
  • 平林たい子・島木赤彦・岩波其残・木村岳風・関紫竹・田中周三
  • 原右ヱ門・小平雪人・諏訪因幡守忠誠(九代高島藩主)

平林たい子の文学碑の写真(平林たい子の文学碑)

河合曽良の句碑の写真(河合曽良の句碑)

拓本の採取について

  • これらの碑の拓本を採ることを希望される方は、諏訪市都市計画課に歌碑拓本採取届を提出していただきます。採取後はきれいに清掃し、また、万が一、歌碑その他の施設を破損した場合は届出人の負担により完全復旧すること。
  • 都市公園使用等に必要な書類(歌碑拓本採取届)の申請書はこちらから
    問い合わせ先:諏訪市役所都市計画課公園緑地係(電話0266-52-4141 内線281、282)

公園内には以下の8つのゾーンがあります。

(1)水辺庭園ゾーン

  • 桜を主樹とする「散策式日本庭園」とし、水辺には、あやめ類等及び水蓮等を配しています。
  • 陸地部分にはヒガンザクラを配し、花草木としてツツジ類の植え込みとツツジ玉、道路境界の植え込みにはツツジ類を配して人の割り込みを防止し、地被類にシバザクラを水辺に配置、春を主題とする花木を楽しむ散策路とし、また、水路は渓流型水路を造形しています。

(2)井戸端ゾーン

  • 高齢者や主婦の人々が井戸端会議をするような小集会所としての空間の創造。
  • 主樹はトチノキとし、鉄平石舗装の上にベンチを設置し、道路とゾーンの境界の植え込みはサツキを列植しています。

(3)憩いの園ゾーン

  • ベンチに腰掛けるなど、ゆっくりと庭園を観賞し休憩する空間として、ヒイラギモクセイ・ジンチョウゲを並木的に配置しています。道路とゾーンの境界の植え込みは、サツキ・ツツジの刈り込み植栽を使用しています。また、左岸道路側には、波柵を設置し、水路は清流型水路を造形しています。

(4)ヘルストレーニングゾーン

  • 成人から熟年向けのヘルストレーニングの空間の創造。ダスト舗装のストレッチトレーニング場として利用し、健康遊具4基設置してあります。道路境界は両側とも生け垣にウバメカシ・ツツジを混植しています。

(5)ちびっ子プレーゾーン

  • 児童公園の空間の創造。道路境界は、危険防止のため生け垣にウバメカシ・ツツジを混植し、その内側に景樹としてヒガンザクラ・ハクモクレンを配置しています。遊具は、複合遊具、ブランコ、スプリング遊具2基配置してあります。

(6)親水庭園ゾーン

  • 水に親しむ庭園として水路の大半を幅30cmから4mのゴロタ石水路の水遊び場とし、それぞれの中間に区分ゾーンとして清流部を設置してあります。主樹にヒガンザクラを植栽し、左岸道路側は立ち入り防止用にツツジ類の植え込みを主体とし、景樹・間樹としてツツジ玉を配置、また、道路とゾーンの境界はサツキの植え込みとしています。

(7)ミニバードサンクチュアリーゾーン

  • 小鳥や野鳥の保護区域、いわゆる野鳥の森ゾーンの創造。主樹としてサクラ、副樹には小鳥の餌となるような、ビラカンサ、ナンテン、ウメモドキ等の実物樹木のほか、サツキ類を細かく配置してあり、右岸側道路の生け垣は、ウバメカシを植栽してあります。水路は渓流型とし、園路は鉄平石舗装としています。

(8)並木道ゾーン

  • 散策する並木道の広い青空空間ゾーンの創造。歩経路は幅120cmの鉄平石舗装です。植栽の主樹はヒガンザクラを点在し、道路境界の植え込みにサツキ・ツツジを用いています。地面は芝生で被覆するとともにサクラソウも植栽してあります。

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